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TRIZが得意とする問題その1:「矛盾と発明原理」

世の中にある問題には、その程度の大きさに差はあれど「矛盾(あちらが立てばこちらが立たない状態)」や「対立(2つの事項が反対の立場に立っている状態)」を抱えています。特に「技術」や「ものづくり」の現場では、「品質」や「特性」が矛盾を抱えた状態になることが多く、それが研究や開発を難しくしている一因です。

 

しかし「技術的な問題」は、それらが抱えている矛盾を解決した方法が広く知らしめられたものとして「特許」や「論文」が存在します。TRIZはそういう特許の解決手段や論文に書かれている成果を、そもそもの問題との相関性で読み解いたものですから、おのずと「矛盾を抱えている問題」を得意としていることがわかります。

 

その矛盾を解決するための方法(アイデア出しのヒント)が「40の発明原理」です。

TRIZを学ぶ上で、この「発明原理」は避けて通れないものですから、下にその一覧表を掲示します。 これらのいくつかにはブログ記事へのリンクが張っていますから、その内容を合わせてお読みいただけると、「矛盾とは何か?」「発明原理をどう使うのか?」についての理解が進むと思います。

*ブログ記事は不定期に更新していきます。

1. 分割原理

2. 分離原理

3. 局所性質原理

4. 非対称原理

5. 組み合わせ原理

6. 汎用性原理

7. 入れ子原理

8. つり合い原理

9. 先取り反作用原理

10.先取り作用原理

11.事前保護原理

12.等ポテンシャル原理

13.逆発想原理

14.曲面原理

15.ダイナミック性原理

16.アバウト原理

17.他次元移行原理

18.機械的振動原理

19.周期的作用原理

20.連続性原理

21.高速実行原理

22.「禍を転じて福と為す」の原理

23.フィードバック原理

24.仲介原理

25.セルフサービス原理

26.代替原理

27.「高価な長寿命より安価な短寿命」の原理

28.機械的システム代替原理

29.流体利用原理

30.薄膜利用原理

31.多孔質利用原理

32.変色利用原理

33.均質性原理

34.排除/再生原理

35.パラメータ変更原理

36.相変化原理

37.熱膨張原理

38.高濃度酸素利用原理

39.不活性雰囲気利用原理

40.複合材料原理

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