top of page
  • 執筆者の写真桑原

あなたが抱えている問題を両面から見る視点を持つことが「逆に考える」ということ。

自分(あなた)が抱える問題を解決したいと思う時に、あなたはどういう事を考えますか?



何か問題解決を考える時に、どちらの方からそれ(問題)を考えるかという視点は重要だと思います。


例えば、自分が与えたいモノを起点にするのか、相手が望むものを起点にするのかでは、多分そこで見える景色は違うのではないでしょうか。


そこにあるギャップやミスマッチから「新しいアイデア」や「イノベーション」が起きると思うのですが、それは両方から景色を見てこその話だと思いますし、どちらか一方だけからしか見えない(見ることができない)場合は、すこし不幸な結果になるような気がします。



アイデアを考える時に「逆にする」というヒントは古くからありますが、そこで問題になるのは「何を逆にすればいいのか?」という事ではありませんか?



仕事のやり方や商売の仕方などプロセスを逆にするのもありますし、寒い時にアイスクリームを売るとか商品の常識を逆にするという考え方もあります。


視点(見る方向)を逆にすることも大切です。


例えば「町おこし」の場合、自分が住んでいるところの特産物を起点にすることがありますが、そこを訪れる人の動機「なぜそこを訪れたのか」という問いを起点にすることは少ないのではないでしょうか。


例えば「自分の事業の成長」を考える場合、自分の会社の強みを起点にすることが多いですが、顧客が今望んでいるもの(欲しいと思うモノ)を考える事がなかなか難しいです。


こういう時に、私は「バリュープロポジションキャンバス」を使います。




これは、ビジネスを両面から考える時に役に立ちます。


基本的には右側の「顧客の視点」から始めることが多いですが、同時に左側の「提供する価値」を考えるのも大切です。


両方のマッチングを取る時のディテールをできるだけ具体的にイメージする事で、提供する価値のユニークさが生まれると思います。


是非、こういう視点であなたのビジネスを再度考えてみてはいかがでしょうか?


創知堂はあなたが抱える問題解決へ向けてお手伝いをします。

閲覧数:227回0件のコメント

最新記事

すべて表示

何年がひと昔?

僕たちより上の世代だと、「10年ひと昔」と言いますね。 「世の中は移り変わりが激しく、10年も経つともう昔のことになってしまう。」という意味のことわざで、そもそもは世の中の移り変わりが激しい意味で使われていたようです。 実際10年も経つと、いろいろな物が古臭くて昔のように感じますよね。 まぁ「10年」という数字には確たる根拠はなさそうですが、最近シチズン時計が調査した結果では「Z世代のひと昔は5-

bottom of page