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  • 執筆者の写真桑原

TRIZの家を意識すると問題解決へ考える事はあまり変わらない

TRIZは世界中の特許を分析して得られた問題解決の理論です。


問題を解決するためには分析や観察や発想やコストや作り方とかいろいろなことを考える必要がありますから、私はTRIZとは「ソリューションへ向けた発想」だと思っています。


TRIZで有名なものは「発明原理」と言われるものです。


色々な問題には、相反する矛盾があるのでそれを克服するための(厳密には克服してきた)考え方を40種類にまとめたものです。


先日のTRIZシンポジウムでも話題になっていましたが、TRIZにはもう一つ標準解と言われるものがあります。


矛盾(対立すること)を明確にしなくても、基本的にはこういう考え方をすればいいのではないか?というものを76種類にまとめたものです。



TRIZのセミナーやコンサルティングをしていて発明原理はわかりやすいです。

適度に抽象化されているので、発想を促しやすい。


一方76の発明標準解は、具体的過ぎて頭の中に「??????」が浮かぶことが多いですね(汗)



TRIZですかから基本は世界中の特許を分析した結果です。


つまり基本的には一軒の家だというアナロジーが成り立ちます。




その入り口が何なのか?という視点で考えればどっちもあまり変わらないと説明します。



Effectsと呼ばれる他分野の知識を応用して自分たちの問題を解決するために「自分たちが知らなかった方法」を見つけるって、開かずの金庫を開くみたいな感じかもしれません。

そんなことを先日のTRIZシンポジウムに参加して感じました。



創知堂は、TRIZに関しての専門家です。

是非お問い合わせください。

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