「IoTに使う未来のデバイスついて考えよう。」:小中学生向けのワークショップを開催しました。
先日クランポンスクールさんで、小中学生の皆さんに1時間ほどのワークショップをさせていただきました。
「IoTに使われる未来のデバイスについてを考えてみよう」というテーマで、今私たちの生活を変えようとしているIoT(Internet of Things)についていろいろな事を考えてみようというものです。
今回のワークショップの大きな目的は「思考力を身につける」ための学びです。
これはクランポンスクールさんの育成方針に沿っているものですし、これからの子供たちが身につけていかなければいけないスキルでもあります。
それを、子供たちが興味を持っている「IoT」という話題に沿って考えてみました。

内容は大きく3部で構成してみました。
第1部は、「考えるとはどういう事か?」という内容で、考えるとは「思い出す」「気づく」「見つける」の3つが交わったものです。そして頭の中に浮かんだことをすべて書き出すことで、たくさんのアイデアを生み出す先に良いアイデアが出てくるのだという話をしました。
ここ辺りは中学生たちには少し抽象的だったかなという反省も感じながら…(汗)
第2部は、「IoTとは?」という内容で、「いろいろ身近なものがインターネットにつながるとどんな良いことがあるか?」という話をしました。これからの仕事では、AIの普及によって「判断力だけではなくて思考力が大切になる」というところでは彼らがクランポンスクールで学んでいる事は大切な事だと気づいてもらえたのではないかと思います。
そして第3部では、IoTが普及した2032年の社会を考えてもらい、そこで具体的に使われているデバイスを「ポンチ絵」で表現してもらいました。
農業やスーパーや病院などいろいろな場所で使われるデバイスとシーンを、とても短い時間でしたが、彼らなりに想像し表現してくれたことに私が感銘を受けました。
常日頃から自分たちで考える事が習慣化しているのですね。

私はいつも大人を相手に「創造性」教育とコンサルティングをしていますが、今回の彼らの「取り組む力」はそれと引けを取らないものでした。
逆に彼らの好奇心旺盛な視線に、「創造性とはこうあるものだ」という事を気づかせてもらったくらいです!
最後の質疑応答では、
「IoTが使われないところってあるのですか?」とか、
「今IoTに一番力を入れている分野ってどこですか?」
など活発に^^
短い時間でしたが、とても有意義で自分の振り返りにつながる経験になりました。
また近いうちに続編があるかもしれません…。
創知堂はこのような機会をもっと作っていきたいと考えています。
是非お問い合わせくださいませ。