海外での仕事をどうしますか?
前回パスポートを作ったのは2009年でした。
確か韓国でTRIZセミナーを打診された後に大急ぎで作ったと記憶しています。
その後月日は流れて今年は2018年。
パスポートの更新が近づいてきました。
おかげさまで、海外で仕事をする機会をたくさんいただいています。
でも韓国語も中国語も台湾華語もよくわかりません(汗)

そんな私は通訳の方を通してコンサルティングをしています。
実は日本では臨機応変なコンサルティングをしてきました。
多少の準備不足(例えば資料作成が間に合わない)でも、板書と喋りで対応ができます。
日本のことわざや名言や頓智などを交えて説明をします。
海外ではそうはいかない。
今はとても優れた能力をお持ちの通訳の方にお願いしていますが、それも自分の言葉で伝える訳ではありません。

これまでの経験から、海外でコンサルティングを機能させるために必要な事はいろいろあるのですが、一番大事な事は「通訳についていただいた方に理解してもらう事」です。

目の前の、しかも仕事のカギを握っている方に伝えられない表現やコンテンツは、その先にいる海外の受講者に通じるわけがない。
だから、私はまず自分の言葉を伝えてくれる通訳さんに理解してもらう事に全力を尽くします。
伝えたい「本質」は同じでも、その表現や文脈は日本と海外では違う。
そのための言い換えを瞬時にできるように自分の引き出しを増やさなければと思っています。
目の前の人に理解してもらえないと先に進まないというのは、マーケティングでも同じですね!
独りよがりの表現やコンテンツでは相手になにも伝わらない。
伝えるために、理解してもらうために、感じてもらうためにどうするかを考える事は、私の仕事に限らずともいえるのではないかと思います。
そしてそんなことを今、私はとても猛烈に考えています。