イノベーションよりヒット商品
TRIZという創造的問題解決のコンサルをしている人間として、これまでは「イノベーション」という言葉を前面に押し出してきました。
イノベーションを目指そう!
でも、「イノベーション」って、わかったようなわからないような不思議な言葉ですよね。
多分それは、イノベーションはあくまでも「市場へ与えたインパクトの大きさ」であり、決して一企業でコントロールできるものではないからではないでしょうか?
だから、重いのですが。
最近私のお気に入りの言葉は、「ヒット商品」です^^
ヒット商品なら、評価指標は明確です。つまり「売れたのかどうか?」だけ。
顧客の動向や市場のトレンドを先読みし、リードタイムを短くして市場に投入する。 それも、顕在的なニーズではなく潜在的なニーズを「ピタリ!」と当てたときのそう快感(笑)www
イノベーションを求められている市場はたくさんあると思うのです。
たとえば、再生可能エネルギー市場。 たとえば、防災関連市場など。
そこで、イノベーションを起こそうとと意気込むと、多くの企業を巻き込んだいわゆる「オープン化」が求められると感じています。
でも、ヒット商品なら…、そこにマッチした一つのエレメントでも良い可能性があると。
もちろんそのための商品企画のコンサルティングもやります!
戦わずして勝つのが孫子の兵法の極意。 でも戦うのであれば、最小の被害で必勝する事をも勧めています。
結果が最優先ではなく、そこに至るプロセスでどれだけ工夫したか?
プロセスを軽視して得られた成功はまぐれです。
プロセスを重視して得られた失敗は反省できます。
私は、「成功は偶然、失敗は必然」という言葉が好きです。
なぜなら、挫折に学んでこそ人間を成長させると思いますから。
・・・まぁ、もちろんへこみますけど…(汗)
今週は寒くて阿蘇も雪化粧していました。

ご自愛ください。
大津発想塾を久しぶりにやります! 2月8日19:30-21:00 大津町まちづくり交流センター