その目的は一体なんなのだろうか?を考えるとアイデアが膨らみます。
今年(2017年)も残すところあとわずか。
一週間後は「初詣」です。

初詣で神社に行くとお賽銭を投げ入れるのが習慣ですね。
銭形平次(古!^^)のように遠くから賽銭箱に硬貨を投げ入れる醍醐味…
最近見たニュースに「神社でもキャッシュレス(電子マネー)」というのがあります。
神社に行って財布を見たら「500円玉しかない!」
逆に「一円玉が五枚しかない!」(後は1000円札!)
こういう時にどうするか?
自分が投げ入れたい額は人それぞれです。
そしてその事についての裁量を神様はしないはずです。
500円玉しかないからそれを入れよう!
5円しかないけど…。
お賽銭をあげる方からすれば、こういう時に自分の好きな額を入れたいのに!と思う事も多いでしょう。
お賽銭を硬貨じゃない方法で入れられないのかな? (お賽銭をあげる目的は?)
賽銭泥棒に頭を悩ませている神社からすれば、「せっかく頂いたお賽銭」を盗まれるなんて腹立たしい。
(もちろんこの場合はお賽銭を盗むなんていう行為自体が天罰ですが…)何か盗まれない対策がないものか?
別の手段でお賽銭を入れてもらうと良いな! (お賽銭をいただく目的は?)
ICカードをはじめとするキャッシュレス決済システムで「お賽銭をあげる」という事で両者の悩みは解決しますね^^
だからキャッシュレスでお賽銭をあげるシステム(アイデア)はなかなか秀逸だと思いますよ。
でも当然、「賽銭箱に硬貨を入れた時の音が「ご利益」に結びつくのではないの?」という意見もあります。
神社で神頼みをする方からすれば、こういう「音」のもつ意味は大きいかもしれませんね。
であれば、「神社が「神社硬貨」を作って、それを参拝者がキャッシュレスで購入して賽銭箱に投入すればいいんじゃない?」というアイデアが浮かびます。
これならお賽銭箱に投入する音はします!
しかも、その硬貨を収集するコレクターが現れてプレミアがついて「市場」ができるかもしれませんね(汗)
でも「神社硬貨を作るのにお金と時間がかかるね…」いう意見も出そうです。
であれば、重さ(というパラメータ)があれば良いのですから、境内にある「石」を使ってもいいのではないか?というアイデアも出ます。
これなら投げ入れる方も「重さ」を感じますし、賽銭箱も今のままで「音もする」から良いですね。
他にも、この時代ですからセンサーを利用して「投げ入れたタイミングで音を出す」という事も可能でしょう。
音にリアリティを求めるのであれば、別のところにそういう音をだす「道具」を作っておけば良いわけですし、実際納骨堂などではそういうシステムもありますね。
一つのニュースでもその目的を考えるといろいろなアイデアを出す訓練につながりますよ。
そしてそこで役に立つのが世界中の特許250万件で得られたTRIZという発想法です!
参考:
初詣の賽銭を「電子マネー決済」できる神社、今年から正式採用!泥棒対策にも