目標は大きな軸で考えるべきだけど、行動は小さなスパンで考える事が大切
今日は冬至です。
冬はここに至れり。
季節もこれから少しずつ明るくなる区切りの日ですね。
今は、今年のことにあれこれと思いを馳せながら来年の目標を考える季節です。
今年実現できたことをさらに磨きをかけるための目標。
今年残念ながら達成できなかったことをモノにするための目標。
目標を突き詰めて考えてみると、それは「自分の人生をどう歩くべきか?」という問いにつながると思います。
P.F.ドラッカーは「自分が何で覚えられたいか?」という問いかけをしていますね。
でも人生における目標を立てるのはなかなか難しい(汗)。
であれば、「10年後の自分はどうなっている(いたい)か?」を考えるのは楽しそうですね。
10年後を実現させるためには「5年後はこうなっていたい」
その5年後になるためには「来年はこれが必要だ」
となると、「来年はあれとこれをやる」のが見えてきます。
「あれ」をやるためには、「6月までに・・・・」とか、「これ」をやるためには「年明けから・・・・」とか、何を行動したらいいかが定まりますね。
目標は「マクロレベル」で考えるべきだけど、それを行動に落とすためには「ミクロレベル」での思考が求められるのだと感じています。
世界中の特許を分析して得られた問題解決理論であるTRIZの中に「マクロからミクロへの進化の法則」というのがあります。
「物事が動き出すためにはマクロレベル(大雑把)でのシステムから始める必要があるが、それをさらに良くコントロールするために、そのシステムはミクロレベルの動きを取り入れて進化(改善)されていくのだ。」という考え方です。
僕は、「大きなことをきちんと実現させるためには、小さく分割して行動することが大切なのだ」と理解しています。
TRIZではこの「分ける」という考え方はとても大切です。
「分割」の先にあるのが「次元が上がった統合」です。
目標を実行レベルに落とし込むことで、最初の目標が更にレベルアップできるように頑張りましょう!