会話することで気づきが得られるというよりも、できない言い訳を突き詰めると打開策が見えてくることがある。
昨夜はとある勉強会に初めて参加しました。
まぁ、別に隠す必要もないので、「経営戦略ジム」というランチェスター戦略に関する勉強会です。
これまで行きたかった勉強会の一つなのですが、なかなか参加がかなわなかった。

主催者(ルートの森)の畑岡さんとは、どういうきっかけで知り合ったのかは忘れてしまいましたが、多分5-6年のお付き合いをさせていただいております。
そういえば、2012年に講師を依頼されてTRIZについてお話しをしたことがありました。
昨夜は、不動産関係の方に交じっての事業戦略の話を2時間。その後も場所を変えて軽くお酒をいただきながらの1時間強の懇親会。
自分のテリトリーと違う方たちと話をするのは、なかなか刺激的です。
その刺激は、単に「刺激を受ける」というたぐいのものではなく、本当に「刺さる」のです。
「自分はこれまでその業界で長くやってきたから、他人からとやかく言われる筋合いはない!」なんて、心のどこかで思っていたところに、「グサッ!」と針を刺される。
刺されたことで、今まであきらめていたことを考えざるを得ない(そうしないと会話が続かないし、何といっても「子供だね」と思われたくない(笑))ので、もう一度冷静に観察してみる。
今回も、言い訳で固められたその部分に、実は言い訳の中に解決のヒントが見つかることを体験しました。言い訳は、自己保身のための前提条件と言い換えられますから、その前提条件を「無くしてみると」、意外とやれる方法が見つかったりするものです。
ランチェスター戦略は、「弱者の戦略」だけと思っていました。
しかし、小さく始めて大きくするためには「強者の戦略」も考えておくことが大切です。
コンサルタント業における「弱者の戦略」と「強者の戦略」。
本質は、「ターゲットの明確化」に尽きるのですね。(ここはまた機会があれば書きます)
会話の先の気づきといえば、もう長くお付き合いさせていただいているドルフィンワークス株式会社の西田さんとの近況報告会でもありました。
ここでは、自分のできない理由を、できるだけわかりやすく話しているうちに、その論理的な矛盾というかほころびに気づいてしまって、「なーんだ!こうすればいいんだ」と自己納得する。
コンサルタントやコーチという職種が成り立つのは、彼ら自身の提案そのものよりも、彼らとの会話を通じて自らの問題打破への気づきを得られる事なんだと、コンサルタントの僕が納得してしまいました^^
もちろん、そのためにはその自分が抱えている問題について、「とことん」考えておかなければ無意味なんだと思います。
創知堂は、皆さまが抱えている問題を共に考える時間を大切にします。
是非一声おかけください!