top of page
  • 桑原

ブレインストーミングを機能させるためにやること。


梅雨入りしたはずなのに、九州はなかなか雨が降りません…。

湿度が低くて過ごしやすいのですが、夏が少し心配ですね…。

昨夜は、第4回目を数える「大津発想塾」でした。

ちなみに場所はここ!

熊本市内からバスで4-50分。

熊本空港からだと15分位です。

そもそもこの会は、「何かの課題(テーマ)を様々な発想法を使って議論しながら学ぶ場」を作りたいと考えたことから始まりました。

したがって、きっちりとした講師と受講生という構図ではなく、参加者のみなさんが時には講師になり受講生になりながら進めていくというスタンスを取っています。

今年の2月にお声掛けしたところ、「おもしろそう!」「大津でやるのなら!」と意外と(笑)良い反応を頂いたので開催を決めました。

まだ始まったばかりですが、企業経営者や公的機関や教育機関にお勤めの方など参加者の多彩なバックボーンとキャラクターが相まって、とても刺激的で面白い場が作れています。

昨日は、大津町の地域おこしに関するテーマを提供いただいて、その現状把握から対策アイデア出しを「ブレインストーミング」しました。

さて、ブレインストーミング(「ブレスト」と略されることも多い)は、あるテーマについて6-7名のメンバーがいろいろな視点から意見やアイデアを出し合うという「自由発想」型のディスカッション方法です。

ブレストには「批判厳禁」「自由奔放」「質より量」「便乗歓迎」という基本ルールがあります。自由に意見やアイデアを出し合うという性格上、参加メンバーの考え方や思いがストレートに表れやすく、良くも悪くもメンバーの個性がディスカスの成果に影響することが多いのも事実です。やってみると、「思ったほど意見が出ない」「なんか言いたい放題でまとまりがない」という感想を持つことも多い。しかし、いろいろなワークショップでは「基本の方法」として不動の地位を確立していますね^^

実はブレストをうまく機能させるためには、「ファシリテーター」と言われる「会議の水先案内人」の役割が重要になってきます。

とはいっても、そんなに難しく考える事はなく、「メンバーの発言を(可能な限り)もれなく白板に書いていく」という役割ができるかどうかなのです。

もちろん「ファシリテーター」に求められるのはそれだけではありませんが、まず目指すべきは「会議(この場合はブレスト)の内容が見えるようにする事」です。

自分が何を言ったかをあまり覚えていないのが人間です。まして他人の話など5分もあればきれいに忘れます(笑) だからこそ、それらを記録して目に見えるようにしておくことが、発言を引き出したり軌道修正したりするために大きな威力を発揮します。

いろいろな場所で、いろいろなテーマで使われるブレインストーミング。

あなたが会議でのメンバーの発言を書き留めていく事で、その会議はとても創造的な場に変わりますよ^^

来月も定期的に開催する大津発想塾に、是非参加してみませんか?

閲覧数:35回0件のコメント

最新記事

すべて表示

何年がひと昔?

僕たちより上の世代だと、「10年ひと昔」と言いますね。 「世の中は移り変わりが激しく、10年も経つともう昔のことになってしまう。」という意味のことわざで、そもそもは世の中の移り変わりが激しい意味で使われていたようです。 実際10年も経つと、いろいろな物が古臭くて昔のように感じますよね。 まぁ「10年」という数字には確たる根拠はなさそうですが、最近シチズン時計が調査した結果では「Z世代のひと昔は5-

bottom of page