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  • 執筆者の写真桑原

合意形成の時には、場の空気を大切にしつつも、場の空気を読みすぎてはいけない。

昨日、菊陽町のNPO法人 One Field様のビジョン策定のお手伝いをしてきました。


One Field様は、菊陽町を拠点として「子ども達の健全育成や地域活性化」に取り組んでいらっしゃいます。


NPO法人としての活動のやりがいと難しさの中で「設立から5年を経た今、改めて自分たちのこれからの方向性をきちんと考えたい」という相談を受けましたので、創知堂がそのお手伝いをさせていただきました。


組織のビジョン策定のためには、参加するメンバーの合意形成が不可欠です。


しかし、参加メンバーの志が高ければ高いほど、合意形成に時間がかかるという事も発生します。


一つの会議に時間をかけてもあまり効果が無い場合が多いです。


私なら、一つの会議に時間をかけるよりも会議の回数を増やします。



それはさておき、短時間で参加者の満足度の高い合意形成のために、今回は視覚会議®BASICを活用しました。


視覚会議®BASICは、株式会社ラーニングプロセス様が開発した「答えがないやっかいな問題の解決に向けて短時間に合意形成ができるメソッド」です。


参加者がイメージしている「個別のあるべき姿」を、「組織のあるべき姿」として合意形成するプロセスと言っても良いかもしれません。


合意形成においては、参加者の意見を引き出すための会議のテンポと場の空気(雰囲気)が大切です。

そして会議においてしばしば発言の妨げになるのは、参加者同士のしがらみや遠慮です。


視覚会議®BASICではそれら発言の妨げをできるだけ抑えるために、ホワイトボードとファシリテーターに注目してもらいます。 


つまり、できるだけ参加者同士で顔を見合わせない状態を作るのです。


この事を意識するだけで、会議における意見の出方が大きく変わりますのでお試しください。


今回は約1時間で、NPO法人One Field様のありたい姿を見つけて合意できました。

*写真はNPO法人One Field様の許可を頂いて掲載いたしました。



参加した方々からは

・最初はこんな大きなテーマでどうなるのか不安だったが、わずか1時間程度でこんなにすっきりできて驚いた。

・こういう専門性のあるスキルをもっと活用できれば会議の生産性も上がるのに…。

などの意見をいただきました。


創知堂は、問題解決ワークショップのファシリテーションも得意にしています。


是非、お問い合わせください!


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